スバルのクロスオーバーSUVのクロストレックの年次改良とマイナーチェンジに関連する情報を本記事では徹底的にご紹介します。
一昨年のモデルチェンジ発表に伴い日本市場でXVからクロストレックに名称変更されたことが話題となりましたが、そんなクロストレックが2024〜2025年の改良で新たなモデルが追加される可能性が出てきました。
トヨタ製のストロングハイブリッドシステムやアイサイトX搭載など注目の内容となっているで是非最後までご覧ください。
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クロストレック 2024〜2025年のB型年次改良・マイナーチェンジ最新情報
2024〜2025年の年次改良で販売されるB型のクロストレックの変更点として有力視されているのは次の通りです。
クロストレックB型情報① トヨタ製のハイブリッドシステム搭載モデルの追加
クロストレックは、現在マイルドハイブリッドシステムのe-BOXERモデルのみラインナップされていますが、B型ではトヨタのストロングハイブリッドシステムを活用した次世代e-BOXERを搭載したモデルの追加が有力です。
次世代e-BOXERは、スバルの水平対向エンジンとトヨタのTHSを組み合わせたスバルの良さを活かしたストロングハイブリッドであり、次世代e-BOXERに関しては2024年5月28日に発表されています。
クロストレックに搭載される次世代e-BOXERのエンジンには、2.5Lの水平対向エンジンが活用される可能性が有力です。
クロストレックB型情報② アイサイトXの搭載
上のストロングハイブリッドシステム採用の次世代e-BOXER搭載モデルにはアイサイトXを搭載した最上級グレードがラインナップされる可能性が取り沙汰されています。
クロストレックの年次改良の時期は?
クロストレックが新発売されてから1年が経過していることから、2024年後半内には年次改良があると思われます。
ただ、次世代e-BOXER搭載車の生産は2025年に始めることも発表されていることを考えると、マイルドハイブリッドのe-BOXERモデルのみ2024年に改良して、ストロングハイブリッドの次世代e-BOXERモデルは2025年という可能性が考えられます。
もしくは両モデルとも合わせて2025年に発売という可能性も。
詳しい情報については最新情報が入り次第追ってお伝えします。
新型XV(クロストレック)フルモデルチェンジ最新情報!変更点を紹介
新型XV(クロストレック)の最新情報は以下の通りです。
XVは名称をクロストレックに統一して改名
XVは、今までは北米などではクロストレック(CROSSTREK)の名称で販売されていましがたが、今回のフルモデルチェンジを機に、日本でもXVを改めクロストレックの名称で販売されます。
新型XVこと新型クロストレックの外観デザイン
新型クロストレックの外観デザインは、モデルチェンジ前からキープコンセプトとなっています。
新型クロストレックの内装デザイン
新型クロストレックの内装に関しては、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイを採用する等、新型レヴォーグに近いデザインとなっています。
新型クロストレックのボディサイズ
新型クロストレックのボディサイズは、
- 全長4,480mm
- 全幅1,800mm
- 全高1,580mm
- 最小回転半径5.4m
となっています。
3眼カメラとなる新世代アイサイトを搭載
新型クロストレックのアイサイトには、画角を従来型の約2倍と大幅に拡大した新型のステレオカメラユニットを採用。
さらには、ステレオカメラよりも広角で、二輪車と歩行者を認識できる単眼カメラも追加した3眼カメラタイプの新世代アイサイトが搭載されます。
360度ビュー見渡せるデジタルマルチビューモニター搭載
新型クロストレックのデジタルマルチビューモニターには、車両周辺の360度を映し出した3Dビュー/トップビューを採用しています。
これは、トヨタのパノラミックビューモニターや日産のアラウンドビューモニターのような機能となります。
パワートレインは2.0Lのe-BOXER
新型クロストレックのパワートレインには、2.0L e-BOXERを採用。
今回トヨタのTHSを活用したストロングハイブリッドの次世代e-BOXERを投入も期待されましたが、次期代e-BOXERの初搭載は次期フォレスターからと当サイトでは予想しています。
XV(クロストレック) フルモデルチェンジのその他変更点
その他、新型クロストレックのフルモデルチェンジで注目したい変更点は以下の通りです。
- スバル初となるフルLEDハイ&ロービームランプ+LEDコーナリングランプの採用
- フルインナーフレーム構造等を採用したSGPの採用
- 2ピニオン電動パワーステアリングの採用
- 電動ブレーキブースターの採用
新型クロストレックにアイサイトXと1.5Lターボは?
アイサイトXの搭載はなし
新型レヴォーグから搭載された渋滞時のハンズフリーなど魅力的な運転支援機能が採用されたアイサイトXは、今回のモデルチェンジでは新型XVに採用されませんでした。
ちなみに2024年頃には、より進化したアイサイトX2(仮)がレヴォーグに搭載される可能性が高い状況です。
進化したアイサイトXがマイナーチェンジ後のレヴォーグに搭載されることを見込んで、今後のマイナーチェンジで新型クロストレックにアイサイトX搭載を期待したい所。
1.5Lターボエンジン搭載も見送り
新型クロストレックは、現在2.0Lのe-BOXERモデルのみラインナップが発表されています。
新開発された1.5Lのターボエンジンは、次期インプレッサ移行の搭載が有力となっています。
新型クロストレックの販売価格
新型クロストレックの販売価格は次の通りとなります。
【Touringグレード】
- FWDモデル:2,662,000円(税込)
- AWDモデル:2,882,000円(税込)
【Limitedグレード】
- FWDモデル:3,069,000円(税込)
- AWDモデル:3,289,000円(税込)
スバルXVの最新情報!年次改良情報一覧
2020年の年次改良 E型でデザイン改良
XVは2020年の年次改良にてデザインが変更となっています。
また、安全装備としてフロントビューモニターをメーカー装着オプションで設定
2019年にマイナーチェンジ実施!D型でアイサイトツーリングアシスト搭載
2019年にはインプレッサと共にマイナーチェンジが行われ、アイサイトツーリングがXVにも搭載されることになりました。
クロストレック 2018年プラグインハイブリッド(PHV)が海外で採用
スバル初のプラグインハイブリッド(PHV)モデルとなるCROSSTREK HYBRID(クロストレック ハイブリッド)が2018年11月19日(現地時間)にて発表されました。
※クロストレックはXVの海外仕様の名称
クロストレック ハイブリッドの外観
ただ、グリルやフロントバンパーガードの形状が異なる。
専用外装色としてラグーンブルー・パールを設定。
ボディサイズ
クロストレックのボディサイズは、全長175.8×全幅71.0×全高62.8インチ。
タイヤサイズは、225/55 R18。
クロストレック ハイブリッドの内装
内装ポイント
- ブルーを基調とした先進的なデザインで、日本仕様の新型XV Advanceグレードと似たデザイン
- テレマティクスシステム採用でスマホを使って遠隔から充電設定の変更が可能となる。
- 車に乗る前に空調システムをあらかじめ稼働させることもできるなど利便性が高められている
クロストレック ハイブリッドのパワートレイン
クロストレックハイブリッドのパワートレインには、
- 新開発の専用2.0L 4気筒水平対向直噴エンジン
- 2つのモーターを組み込んだ新型リニアトロニック(CVT)
- 荷室下に配置した大容量のリチウムイオンバッテリー
これらを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムの「SUBARU StarDrive Technology」が採用されます。
ポイント
- EVレンジで17マイル走行可能
- 90MPGeの燃費性能と最大480マイルの航続距離を実現
- 家庭用コンセントからも充電が可能
- 1,000lbまでのトーイングを可能
クロストレック ハイブリッドのスペック
スペック
- エンジン形式:水平対向4気筒DOHC 2.0リッター直噴「FB20」型
- エンジン最高出力:137HP/5600rpm
- エンジン最大トルク:134lb-ft/4400rpm
- モーター最高出力:118HP
- モーター最大トルク:149lb-ft
- 駆動用電池種類:リチウムイオン電池
- 総電力量:8.8kWh
- 容量:25.0Ah
- 駆動方式:シンメトリカルAWD
動画
XV PHVモデルの日本発売は未定
クロストレック ハイブリッドは、2018年内に米国にて発売となっています。
ただ、XV PHVとして日本発売の予定は未定です。
日本仕様のXVは、2018年のC型でPHVではなくハイブリッドモデルが追加されました。
2018年 スバルXV C型の年次改良の変更点
XV C型への年次改良は、2018年10月11日に発表され、10月19日に発売開始となりました。
新型XV C型の変更点は次の通りになります。
XV C型にオートビークルホールド(AVH)を搭載
XVはC型モデルから、オートビークルホールド(AVH)が新たに搭載されました。
これは、オートビークルホールド(AVH)のボタンをONにしておくと、停車した時に、足をブレーキペダルから離してもブレーキ状態が保持される機能になります。
XV C型 後退時自動ブレーキシステム標準装備&サイドビューモニター機能追加
XV C型の先進安全装備として、後退時自動ブレーキシステムが標準装備(一部グレード除く)されました。
さらに、アイサイトセイフティプラス(視角拡張)の機能に「サイドビューモニター機能」も追加されました。
XV C型にハイブリッド「e-BOXER」を搭載した「Advance」グレードを追加
XV C型のメインとなるのが、e-BOXERを搭載したハイブリッドモデル「Advance」グレードが追加されたことです。
Advanceグレード外観
外観ポイント
- クロムメッキ+シルバー金属調を採用したフロントグリル
- シルバー塗装のフロントバンパーガード
- ブラック塗装されたローマウントタイプルーフレール採用
- シルバー塗装のAdvance用サイドクラッディング採用
- シルバー金属調のAdvance用フロントフォグランプカバー
- 光輝プロジェクターリングとなるAdvance用LEDハイ&ロービームランプ採用
- サイド・リヤ・エンジンカバーにe-BOXERオーナメント採用
シルバーやメッキ加飾されることにより、他グレードよりも質感高く、ハイブリッドモデルならではの高級で特別感を感じさせるエクステリアとなっています。
Advanceグレード内装
内装ポイント
- インパネやシート等にブルーステッチが採用されハイブリッドらしさを表現
- フロントシートヒーター付の本革シート採用
- ブルーステッチが入った本革巻ステアリングホイール
- マットブルー金属調のインパネ加飾パネル
- ブルーステッチが入ったインパネアッパートリム
- ブルースティッチが入った表皮巻センタートレイ加飾
- ピアノブラック調加飾パネル付でブルースティッチが入ったシフトブーツを採用した本革巻きシフトレバー
ハイブリッドシステム
2.0リッター直噴NA水平対向エンジン+モーターという電動化技術を組み合わせた「e-BOXER」を搭載。
スペック
- エンジン最高出力:107kW(145PS)/6000rpm
- エンジン最大トルク:188N・m(19.2kgf・m)/4000rpm
- モーター最高出力:10kW(13.6PS)
- モーター最大トルク:65N・m(6.6kgf・m)
Advanceグレード燃費性能
燃費性能
- JC08モード:15.0km/L
- 市街地モード(WLTC-L):11.5km/L
- 郊外モード(WLTC-M):15.5km/L
- 高速道路モード(WLTC-H):16.8km/L
スバルXVが3代目へフルモデルチェンジ!その変更点は?
現在、絶好調とも言えるXVがいよいよ3代目へフルモデルチェンジするのですから、注目せずにはいられないですよね。
2代目XVの登場が4代目となるインプレッサ登場の約1年後であり、今回も同様に新型の5代目インプレッサ登場の2016年から約1年後の2017年5月に登場することになりました。
新型XVのコンセプトカー
次期XVのコンセプトモデルは、2016年3月に開催されたジュネーブモーターショー2016にて「XVコンセプト」が公開されています。
その時の画像がこちらです。
<XVコンセプト>
かなりスタイリッシュなSUVという感じでかっこいいですよね!
ちなみにこのXVコンセプトのボディサイズは、全長4520mm、全幅1920mm、全高1570mmになっています。
新型インプレッサスポーツのコンセプトデザインの「IMPREZA 5-DOOR CONCEPTと同じ系統のデザインになっています。
<IMPREZA 5-DOOR CONCEPT>
この後紹介しますが、市販モデルに関しては新型インプレッサスポーツをSUVにしたデザインに近いものとなっています。
<新型インプレッサスポーツ>
ちなみにXVコンセプトのボディサイズは、
- 全長4520mm
- 全幅1920mm
- 全高1570mm
になっています。
参考までに新型インプレッサスポーツのボディサイズのコンセプト時と市販化時を比較してみると、
新型インプレッサ | コンセプトモデル | 市販モデル |
全長 | 4,400mm | 4,460mm |
全幅 | 1,880mm | 1,775mm |
全高 | 1,440mm | 1,480mm |
となっていました。
実際に新型XVの市販モデルもコンセプトカーよりも小型化されています。
では、市販モデルのXVの画像を見ていきましょう。
新型XVの市販モデルのエクステリア
フルモデルチェンジした新型XVの市販モデルのエクステリア(外観)の画像はこちらです。
コンセプトのデザインを忠実に再現し、「Fun Adventure」をコンセプトに「DYNAMIC×SOLID(ダイナミック ソリッド)」が全面採用されたデザインとなりました。
[su_box title=”ポイント” box_color=”#2857de”]新型XVは、スポカジスタイルと呼ばれる、「自然の中にも似合い、広い視界と取り回しの良さ、乗り降りしやすい実用性を備えた都会的でクールなデザイン」がテーマとなっています。[/su_box]
全体のイメージとしては、新型インプレッサと同系統のデザインとなっていることが伺えます。
ただ、フロントグリル内のバーや囲み部分はブラックアウト化されています。
新型インプレッサではシルバー加飾されていました。
また、SUVらしさを表現するブラック基調のホイールアーチもポイント。
新型XVのボディサイズについては以下の通りとなります。
<新型XVのボディサイズ>
新型XVのボディサイズ | |
全長 | 4,465mm |
全幅 | 1,800mm |
全高 | 1,550mm(ルーフレール有の場合+45mm) |
モデルチェンジ前と比較すると・・・
旧型 | 新型 | |
全長 | 4,450mm | 4,465mm(+15mm) |
全幅 | 1,780mm | 1,800mm(+20mm) |
全高 | 1,550mm | 1,550mm |
とやや拡張されています。
ただし、全幅に関しては、新型インプレッサの時同様、ミラーの両端から計算したサイズ(ミラーtoミラー)では、モデルチェンジ前と変わっていません。
新型XVのボディカラー
新型XVのボディカラーには、
クールグレー・カーキ
サンシャイン・オレンジ
の新カラーを採用した全9色。
新型XVの内装(インテリア)
新型XVの内装(インテリア)の画像はこちらになります。
色合い以外は、ほぼ新型インプレッサと同じデザインを踏襲。
各部分にオレンジステッチを入れ、XVならではの遊び心が表現されています。
全グレードにオートホールド機能が付いた電動パーキングブレーキ搭載という面もインプレッサと同様。
新型XVのグレード体系!1.6グレード+最上級グレード追加へ
XVは、これまで2.0グレードのみのラインナップとなっていましたが、今回のフルモデルチェンジ後に1.6Lグレードが追加されることになります。
この1.6Lグレードに採用されるエンジンは、新型インプレッサ同様のNAの水平対向4気筒DOHC 1.6リッターエンジンとなります。
販売価格が2.0Lよりも低い1.6Lグレードの追加によって、これまで以上にシェア拡大を狙うことができます。
トヨタのC-HRやホンダのヴェゼルといったコンパクトクロスオーバーSUVが勢いよく売れている現状、スバルとしては、少しでもその流れに乗るためにも、1.6Lグレード追加でライバルに対抗したい所でしょう。
さらに、2.0Lグレードには、最上位のスポーティモデルとなる2.0i-S EyeSightグレードが加わります。
その結果、新型XVのグレード体系は、
- 1.6i EyeSight
- 1.6i-L EyeSight
- 2.0i-L EyeSight
- 2.0i-S EyeSight
となります
[su_box title=”ポイント” box_color=”#2857de”]フォレスターで、高い悪路走破性として定評の電子制御システム「X-MODE」
これが、ついにXVにも標準装備(1.6i EyeSightグレード以外)されます。[/su_box]
新型XVにPHV(プラグインハイブリッド)モデルを2018年に追加へ(追記あり)
新型XVのハイブリッドシステムについては、現行型のスバル独自システムではなく、トヨタの新型プリウスに搭載されているハイブリッドシステムを縦置きの水平対向エンジン向けに開発して搭載される見通しです。
それだけではなく、プラグインハイブリッドシステムを搭載した「XV PHV」の登場の可能性も取りざたされています。
その理由は、アメリカのカルフォルニア州でのZEV規制が変更されることが原因と考えられます。
<ZEV規制とは?>
ZEV(Zero Emission Vehicle)とは、排出ガスを一切出さない電気自動車や燃料電池車を指す。
カリフォルニア州のZEV規制は、州内で一定台数以上自動車を販売するメーカーは、その販売台数の一定比率をZEVにしなければならないと定めている。ただし、電気自動車や燃料電池車のみで規制をクリアすることは難しいため、プラグインハイブリッドカー、ハイブリッドカー、天然ガス車、排ガスが極めてクリーンな車両などを組み入れることも許容されている。
【次世代自動車振興センターより】
このZEV規制が、2018年以降は、ハイブリッド車を対象に入れないことが決定しており、だからこそ、ハイブリッド車の代替となるPHV車等を導入する必要が生じてくるわけです。
トヨタが、ノーマルタイプの新型プリウスよりも新型プリウスPHVの方に今回力を入れているのはそういう事情が含まれているからです。
スバルも例外ではなく、中期経営ビジョン「際立とう2020」では2017~2018年頃から北米ZEV規制対応PHVを投入すると記載されています。
そして、実際に2017年5月30日に開催された「Advertising Week Asia 2017」のインタビューにてスバルの吉永社長が2018年に米国で、トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車技術を活用した車を発売予定であることが明らかになりました。
その車は、次期フォレスターか新型XVのいずれかと見られています。
そうなると新型XVにPHVを採用するのは、かなり現実的に思います。
スバルで初めてハイブリッドシステムを採用した車ということもありますし、PHVもXVがスバル初の搭載車に選ばれても不思議ではありません。
もちろんフルモデルチェンジ直後にラインナップ化されず、2代目XVが発売から約半年後にハイブリッドモデルを追加したように、今回も発売から半年後にPHVモデル追加という形になる可能性は十分に考えられます。
新型プリウス並みに低燃費を実現したXV PHVの存在は期待せずにはいられません。
【追記】
XVの海外仕様となるクロストレックにPHVを搭載されることが決定。
2018年に米国にて発売へ。
新型XVのその他内容について
新世代プラットフォームSGP採用
新型XVの売りとしては、新型インプレッサに続いてスバルで2番目となる新世代プラットフォームのSGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)の搭載です。
このSGPを新型XV採用することで、これまでよりも飛躍的に安全で安定した走行が可能になります。
新型XVのアイサイトはver3
新型XVに搭載されるアイサイトが新型インプレッサ同様の最新型のアイサイトver3なのか、それとも次期アイサイトとみられるアイサイトver4(仮)なのかに注目が集まっていました。
スバルは、2017年にアイサイトの新しいモデルを投入することをすでに発表しています。
次期アイサイトは、自動車専用道路での実質単一車線自動走行が可能となる機能を備えるわけですが、果たしてこの次期アイサイトが新型XVに搭載されるのかどうかが注目されていました。
しかしながら、新型XVは、アイサイトver3が搭載されます。
ちなみに、注目されていた次期アイサイトは、アイサイトツーリングアシストという形で2017年8月7日にビッグマイナーチェンジしたレヴォーグから搭載されることとなりました。
新型XVに関しては、2019年に年次改良されたD型でアイサイトツーリングアシスト搭載がされています。
新型XVのワールドプレミアと日本発売日について
フルモデルチェンジする新型XVのワールドプレミアと日本発売の流れは、以下の通りとなりました。
- ワールドプレミアの舞台は、2017年3月に開催されるジュネーブモーターショー2017
- 新型XVの日本仕様の公開は3月8日
- 先行予約を3月9日から開始
- 日本での発売日は2017年5月24日
最後に歴代XVの情報をお伝えします↓
XVの歴史と魅力!~インプレッサから独立した過去~
今回の新型XV登場にあたって、改めてスバルXVの歴史を振り返ってみると、初代XVが登場したのは、今からほんの数年前のことです。
初代XVが発売されたのが2010年6月24日のことで、この時はインプレッサのクロスオーバーSUVバージョンという形で発売され、名前も「インプレッサXV」と名付けられていました。
初代 GH系 インプレッサXV[期間2010年-2011年]
インプレッサXVは、海外で注目されつつあったモノコック構造が採用された乗用車ベースのクロスオーバーSUVとして、3代目インプレッサをベースに開発されました。
ちなみにXVという名称の由来に関しては、スバル公式サイトでは以下のように解説されています。
Q:SUBARU XVのネーミングの由来を教えてください。
A:XUV(Cross Utility Vehicle)から想起しやすい短縮形としています。
【スバル車種別Q&Aより】
ただ、初代モデルのインプレッサXV関しては、なんとわずか一年で歴史を閉じることになります。
まるで完全に特別仕様車的な扱いのような存在と言えますが、なぜそんなに早く幕を閉じたのか。
その理由は、ベースとなるインプレッサが2011年にフルモデルチェンジを実施して、XVもそれに合わせて新世代へ移行する必要が生じたからなのです。
つまり、
- インプレッサは最新モデルになった。
- けれども、そのインプレッサのSUVモデルが一年以上旧世代のままだったらおかしい
という理屈になるわけです。
そして、初代XV登場から約2年後の2012年に2代目XVが登場するのですが、ここからは「インプレッサ」の冠を外して「スバル・XV」として実質独立したSUV車として発売されることになります。
初代XVのボディサイズ | |
---|---|
全長 | 4,430mm |
全幅 | 1,770mm |
全高 | 1,520mm |
ホイールベース | 2,620mm |
2代目GP系XV[期間2012年-2017年]
車名をスバルXVと独立させたことで、インプレッサの特別モデルではなく、スバルの一車種として存在感を示し始めます。
ただ、インプレッサから独立したとはいえ、デザインも4代目インプレッサスポーツの面影をかなり感じるデザインとなっています。
<4代目インプレッサスポーツ>
ベースがインプレッサという部分は同じですし、実質インプレッサのSUVモデルの立ち位置という印象は今でもありますよね。
ただ、カラーバリエーションが豊富でポップなオシャレ感が演出されており、また、スバル初のハイブリッドシステムを搭載させるなど、スバルの中でも力の入れられている車種だったりします。
スバル初のハイブリッドを搭載
そして、2013年6月24日には、スバルとして初めてとなる独自のハイブリッドシステムを搭載させた「XV HYBRID」を発売。
2代目XVのボディサイズ | |
---|---|
全長 | 4,450mm |
全幅 | 1,780mm |
全高 | 1,550mm |
ホイールベース | 2,640mm |
XVの魅力について
XVの魅力
XVの魅力については、
- おしゃれでファッション性あるデザイン
- 安全装備のアイサイト搭載
- 水平対向エンジン(ボクサーエンジン)やシンメトリカルAWDといったスバルの高度な技術搭載
といった部分、そして、コスパに優れているという点が挙げられます。
[
最近流行りのコンパクトクロスオーバーSUVであることから、海外を含めてこの2代目XVからスバルの大ヒット車種となりつつあります。
まさに、XVは、今後スバルの中でも大きく需要が見込まれる期待の車種と言えます。
そんなXVが3代目へとフルモデルチェンジし、その動向が注目されます。
3代目GT系XV[期間2017年~]
3代目XVでは、スバル最新のプラットフォームSGPが採用され、質感、走行性能等々、大幅に進化しています。
おまけ
あなたが今乗っている車がいくらで売れるかご存じですか?
何も知らずに車下取りに出してしまうと、安く買い取られて大きく損する恐れがあります。
本来200万円で売れる価値があったのに、100万円で下取りされてしまうと100万円の損となってしまいますよね。
そうならないためにも、事前に愛車の現在の売却価値を知っておく必要があります。
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