日産のスカイラインのフルモデルチェンジ最新情報を本記事ではお伝えします。
現在は13代目となるV37型スカイラインが発売されていますが、2024年の現時点では次期型の発売時期は2025年以降が有力となっています。
そこで、14代目となるV38型新型スカイラインについて最新情報と予想をご覧ください。
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次期スカイラインのフルモデルチェンジ最新情報|2024年現在
次期スカイラインに関する情報は、2024年現在、以下の情報が出ています。
- 新型スカイラインセダンの開発中止報道の否定
- 次期スカイラインと見られる丸目4灯テールの外観デザインが公開
それぞれの情報を見ていきましょう。
新型スカイラインセダンの開発中止報道の否定
日本経済新聞は2021年6月12日に、日産がスカイライン等のセダンの新型車開発を中止し、日本国内で日産が提供しているセダンを撤退する可能性がある旨を報道。
しかしながら、この後日、日産の副社長がそのような意思決定をした事実はなくスカイラインをあきらめていないとコメントしました。
セダンの国内撤退に関しては明確な発言がなかったことから、次期スカイラインがセダンとなるかは不明の状況ですが、スカイラインが今後も継続する可能性が高まりました。
次期スカイラインと見られる丸目4灯テールの外観デザインが公開
日産が2024年3月25日に開催した新経営計画「The Arc」説明会にて今後発売すると見られる複数の新型車のシルエットを動画にて公開しました。
その中の一車種が丸目4灯テールを採用していることが確認できます。
丸目4灯テールと言えばスカイラインに象徴されるデザインであることから、このシルエットの車こそが次期スカイラインの可能性が出てきました。
新経営計画「The Arc」説明会では、日本市場に関しては、2026年度までに5車種の新型車を投入して、乗用車ラインアップの80%を刷新すると発表。
このため、次期スカイラインは2026年度までに登場する可能性が考えられます。
次期スカイラインと見られるシルエットの車等の詳しい情報は本記事後半の「スカイラインのフルモデルチェンジで予想できる内容」の所で紹介しているので合わせてそちらもご覧ください。
次期スカイラインと関連する可能性のあるコンセプトデザイン
日産はこれまで数々の新型車のコンセプトモデルを発表しています。
その中でも次期スカイラインと関連する可能性があると予想できるのが、
- NISSAN IMS
- INFINITI Qs Inspiration
- インフィニティQeコンセプト
の3つです。
次世代EVセダンコンセプトNISSAN IMS
次世代EVセダンのコンセプトとも言えるNISSAN IMsはデトロイトショー2019で公開されました。
そのIMsがこちら。
デザインとしては、単なるセダンスタイルではなく、今の時代に合ったクロスオーバーのデザインを取り入れている所がポイントとなっています。
このIMsは、電動化とスポーツを両立したコンセプトとなっており、スペックは「115kWhの大容量バッテリーを搭載、パワートレインは360kWの出力と800Nmのトルク」プレミアムスポーツカー並みのコンセプトを誇っています。
さらに、自動運転技術搭載も想定した内容となっており、これまで率先して先進装備を取り入れてきたスカイラインのコンセプトにも合います。
EV世代の次世代スポーツセダンINFINITI Qs Inspiration
EVジェネレーションのために開発されたスポーツセダンコンセプトとしてINFINITI Qs Inspirationは上海モーターショー2019で公開されました。
電動四輪駆動パワートレインを採用したスポーツセダン+EVということで次期スカイラインのイメージにも合うように思えます。
先程のIMs同様にSUV風のクロスオーバースタイルを取り入れている所も注目ポイント。
インフィニティQeコンセプト
日産は2023年10月、高級ブランド「インフィニティ」のEVコンセプトカー「Vision Qe」を公開しました。
現時点ではこちらが最も新しいコンセプトカーです。
流行りの一文字テールを採用し、ファストバックスタイルにも見えるデザインが特徴的。
現行型スカイラインや先代スカイラインがインフィニティ・GやインフィニティQ50の姉妹車だったことを考えると、インフィニティの次世代セダン「Vision Qe」をベースになる可能性が予想できます。
スカイラインのフルモデルチェンジで予想できる内容
次期スカイラインのフルモデルチェンジで予想できる内容は次の通りです。
- セダンではなくクロスオーバー
- プロパイロット2.1か次世代プロパイロット搭載
- EVモデルのみかe-POWERありか
- 日本発売時期は2025年度もしくは2026年が有力
次期スカイラインの予想① セダンではなくクロスオーバー
日産が2024年3月25日に開催した新経営計画「The Arc」説明会で公開された動画に映る次期スカイラインと見られる丸目4灯テールの車は、次のデザインとなっています。
シルエットなのでやや見えにくいですが、ファストバックのスタイルであり、トヨタのクラウンクロスオーバーのようなクロスオーバースタイルであることが予想できます。
ちなみに次期スカイラインと見られる車のフロントのデザインは以下の通りです。
横一文字のヘッドライトが特徴的であり、これはコンセプトカーの「IMs」に似た形状にも見えます。
上で次期スカイラインと関連が予想できるコンセプトカーの「IMs」と「INFINITI Qs Inspiration」はセダンとSUVを融合したようなクロスオーバースタイルですし、インフィニティQeコンセプトはファストバックのセダンのデザインということを考えると次期スカイラインはセダンよりやや車高が高めのファストバックスタイルのデザインになると予想。
次期スカイラインの予想② プロパイロット2.1か次世代プロパイロット3.0搭載
日産は、2024年に海外で発表したインフィニティの新型SUVのQX80で運転支援技術「プロパイロット アシスト 2.1」を搭載することを発表しています。
「プロパイロット アシスト 2.1」は、高速道路においてハンズオフドライブを可能とすると発表されており「プロパイロット2.0」との違いは明かされていません。
現行型スカイラインハイブリッドにプロパイロット2.0が搭載されていたことを考えると、次期スカイラインには少なくとも現時点で最新技術の「プロパイロット アシスト 2.1」の搭載はされると思われます。
ただ、日産は2027年度に次世代プロパイロット(プロパイロット3.0?)を市場投入予定であることも発表しています。
【次世代プロパイロット】
LiDAR技術を活用したグランドトルゥースパーセプションやクラウドAI等を活用してハンズフリードライビングをドアツードアへ拡大する
この後触れますが、次期スカイラインは2026年度までに発売されると予想できるため、次期スカイラインへの次世代プロパイロット搭載は発売後に搭載となる可能性が考えられます。
次期スカイラインの予想③ EVモデルのみかe-POWERありか
次期スカイラインのパワートレインとして考えられるのは、EVかe-POWERです。
「IMs」と「INFINITI Qs Inspiration」「インフィニティQeコンセプト」とこれまで発表されてきたセダン関連のスタイルをしたコンセプトカーはEVであることを考えると、次期スカイラインはEVと予想します。
ちなみにEV化されたスカイラインはスポーツカーとしての実力にも期待できます。
実際、新型EVのSUVアリアは、約400馬力、最大トルク600ニュートン、0-100km/h加速のタイムは5.1秒とスポーツカー顔負けの性能を実現しています。
アリアの例を見る限り、次期スカイラインにEVを搭載させれば、GT-Rに次ぐスポーツ性能を実現できる可能性も期待できます。
次期スカイラインの予想④ 日本発売時期は2025年度もしくは2026年が有力
日産の新経営計画「The Arc」説明会では、2026年度までに乗用車ラインアップの80%を刷新して、5車種の新型車を投入すると発表。
このことから次期スカイラインの日本発売時期は2025年度もしくは2026年度と予想できます。
スカイラインのフルモデルチェンジで注目すべきポイント
次期スカイラインで注目すべきポイントは、
- セダンで出るのか?
- パワートレインは?
の2点です。
スカイラインのライバルのクラウンはかろうじてセダン型がラインナップされていますが、メインとなるのはSUVとセダンを融合したクラウンクロスオーバーとSUVのクラウンスポーツ。
さすがに次期スカイラインでは、クラウンのようにSUV型とセダン型で分ける余裕はないと思います。
現時点では、次期スカイラインは、SUV風のファストバックスタイルでセダンとSUVのどちらのユーザーにも訴求できるクロスオーバーデザインを採用する可能性が高いと推測できる状況です。
また、パワートレインはEVが有力視されていますが、EVだと日本で大きな売り上げを上げるのはまだ厳しいでしょう。
今回、失敗すればスカイラインブランド廃止に繋がりかねないため、日本で普及が狙えるVCターボ+e-POWERを期待したい所だが果たしてどうなるか。
次期スカイラインに関する最新情報が入れば追ってお伝えします。
スカイラインとは?日産伝統の名車について
スカイラインの歴史をさかのぼると、今から60年前となる1957年まで戻ることとなります。
トヨタのクラウンは1955年にデビューしているので、まさにスカイラインはクラウンと同年代の日本の伝統的なブランドになります。
スカイラインは、その60年の歴史の中でこれまで13代にわたって販売されてきたわけですが、ここで歴代スカイラインの一部を振り返ってみましょう。
- 初代スカイライン(1957-1963)
プリンス自動車(発売時は富士精密工業)から欧州車並みの高級スポーツGTセダンとして発売スカイラインの歴史はここから始まりました。
- 2代目スカイライン(1963-1968)
グロリアと差別化のため、小型ファミリーセダンとして発売。G1型直列4気筒OHV1484ccエンジンを搭載し、スカイラインGTこと”スカG”の歴史はこの2代目から始まった。ちなみに丸型テールランプもこのモデルから採用。
- 3代目スカイライン(1698-1972)
通称「ハコスカ」と呼ばれる3代目スカイライン。プリンスと日産の合併後に初めて新規発売されたモデル。GT-Rはこの3代目から登場。
- 4代目スカイライン(1972-1977)
通称「ケンメリ」で親しまれる4代目スカイライン。累計販売台数が66万台と大ヒットし、CM効果もあって社会現象となったモデルでもあります。
- 5代目スカイライン(1977-1981)
ターボモデルが初ラインナップしたモデル。5代目スカイラインは、日産の中でセドリック・グロリア、ブルーバードに続く3車種目のターボ車となっています。
- 8代目スカイライン(1989-1993)
R32系の8代目スカイラインは、先代のR31系よりも50kg以上の軽量化に成功し、サスペンションに新開発のマルチリンクを採用するなど、走りと運動性能が飛躍的に向上したスポーツセダンとしてなお歴代の中でも評価の高いモデルです。歴代最高傑作との呼び声も高い存在です。
- 11代目スカイライン(2001-2006)
海外ではこの11代目からインフィニティG35として発売。これまでの直列6気筒エンジンからV型6気筒直噴ガソリンエンジンへと変化し、初期モデルはスカイライン特有の丸型テールランプデザインが採用されないなど、11代目はスカイライン新時代の幕開けの 転換期と言えるモデル。
- 13代目スカイライン(2013-)
日本仕様でもインフィニティのエンブレムを採用し、ハイブリッド仕様やダイレクトアダプティブステアリング等の最先端機能を売りとしたプレミアムセダンに変貌。今後スカイラインが日本でのインフィニティブランド導入のキーとなる可能性を感じさせられます。
おまけ
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