日産のミニバンのセレナe-POWERの最新情報を本記事では紹介します。
EV技術を活用したシリーズハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載してから勢いを増す新型セレナ。
そんな新型セレナe-POWERの詳細を含めて、今回は新型セレナのモデルチェンジに関する最新情報をお話します。
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次期セレナ フルモデルチェンジ最新情報
次期セレナの発売時期は2023年が有力
次期型のセレナへのフルモデルチェンジの時期としては2023年と有力視される状況。
以前は、2022年にデビューという予想も多かったが、昨今の半導体不足などの影響で2023年に延期された可能性も否定できません。
次期セレナには1.5Lターボ活用のe-POWER搭載の可能性
次期セレナでは1.5LのVCターボエンジンを活用した新型e-POWER採用が有力視されています。
発電用に1.5L VCターボを活用したe-POWERは、欧州のキャシュカイや新型エクストレイルにてすでに採用されています。
また、現行セレナ同様にe-POWERとマイクロハイブリッドとも呼ばれるS-HYBRIDの2つのハイブリッドモデルが用意される可能性も。
次期セレナの外観はアリア風のフロントマスク採用
新型ノートの外観がアリア風のフロントマスクとなることから、次期セレナでもアリアに似た新時代のVモーショングリル採用の可能性が高いと予想。
次期セレナ フルモデルチェンジ後の内装について
新型ノートや新型エクストレイルにはフルデジタルメーターや、ナビモニターのダッシュボード中央上への配置などが特徴となる日産の新時代の内装が採用されています。
新型セレナにも新型エクストレイル同様のインテリアデザインが活用される可能性が高いと言えそうです。
新型セレナでプラットフォームをCMFへ変更か
現行セレナでは、先代モデルと同じプラットフォームを採用していましたが、次期セレナではいよいよCMFプラットフォームへシャーシ変更が有力となっています。
新型セレナ プロパイロット2.0かナビ連動タイプのプロパイロット1.0かに注目
セレナと言えば、初めてプロパイロットが搭載された車種であり、モデルチェンジ後には最新式のプロパイロット2.0搭載が期待できます。
しかしながら、2020年10月に掲載された日経新聞のこちらの報道では、今後プロパイロット2.0は高価格車に搭載と報じられています。
セレナは中価格帯の車と考えると、プロパイロット2.0ではなく、新型ノートから搭載されるナビ連動型のプロパイロット1.0になるのではと当サイトでは予想。
新型セレナの最新情報が入れば追ってお伝えします。
セレナのビッグマイナーチェンジは2019年8月!変更点について
セレナの本格的なビッグマイナーチェンジの変更点は以下の内容が有力です。
外観と内装デザインにテコ入れ
今回のマイナーチェンジでは、まず外観のVモーショングリルとヘッドライト、フロントバンパー部分のデザイン改良を実施。
マイナーチェンジ後の新型セレナの外観デザインがこちら。

マイナーチェンジ後のセレナハイウェイスターのグリル内のデザインは、ラグジュアリー風のデザインとなっており、アルファード等を意識したと予想できます。
グリル内のデザインとしては、どこかトヨタのプレミオ風にも見えます。
新ボディカラーとして、
- サンライズオレンジ(RPM)
- ダークメタルグレー(M)
- サンライズオレンジ(RPM)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン
- ダークメタルグレー(M)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン
を追加。
インテリアに関しては、インパネ細部やナビの改良がされる見通しです。
プロパイロットを改良
先進装備のプロパイロットも改良して熟成されることとなります。
ただ、新型スカイラインに採用されるプロパイロット2.0ではなく、あくまで現行プロパイロットを改良した内容に。
360°セーフティアシストを全車標準装備
新型セレナには、全方位運転支援システムの360°セーフティアシストを全車標準装備。
主な360°セーフティアシストの内容
- インテリジェントエマージェンシーブレーキ
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- アダプティブLEDヘッドライトシステムまたはハイビームアシスト
- RCTA(後退時車両検知警報)
- ヘッドライトのLEDユニットの20分割化により夜間視認性を向上させた「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を設定
セレナのマイナーチェンジは2019年8月1日が有力
セレナのマイナーチェンジは、2019年8月1日に実施されました。
ここからは、2018年までの改良情報を記載します。
セレナの改良が2018年9月6日に実施

セレナの一部改良が2018年9月6に実施されました。
発売したばかりのセレナe-POWERを除くグレードでの一部改良という内容になります。
改良内容は以下の通りです。
- 自動ハイビーム追加
- ステアリングヒーター追加
- 標識検知機能に「最高速度標識」と「一時停止標識」追加
- 「踏み間違い衝突防止アシスト」が前方歩行者も検知可能な仕様となる
- ナビゲーション画面にインテリジェント アラウンドビューモニターとインテリジェント パーキングアシストの映像表示
e-POWER以外のグレードとなるS-HYBRID車とガソリン車にを、e-POWER同様の内容へバージョンアップさせるといった内容と言えます。
また、今回の改良と共に、セレナ AUTECHに専用ボディカラー「カスピアンブルー」が新設定されています。
新型セレナe-POWERが2018年誕生!EV技術を駆使したハイブリッドシステム

セレナe-POWERは、2018年3月1日に発売開始しています。
2016年8月にフルモデルチェンジした新型セレナには、ハイブリッドモデルが存在していました。
しかしながら、そのハイブリッドモデルに採用されているシステムは、「スマートシンプル ハイブリッド」だとか「マイルドハイブリッド」とも言われる先代セレナに搭載されていたものと変わないものでした。
あくまでモーターがエンジンの補助をする簡易タイプのハイブリッドシステムで、ライバルのノア・ヴォクシーに搭載されているモーターのみで走行可能なフルハイブリッドシステムとは到底戦えるものではありません。
燃費性能についても、ノア・ヴォクシーハイブリッドがJC08モードで23.8km/L、新型セレナハイブリッドは17.2km/Lと6km/L以上も差がついてしまっている状況です。
日産にはすでにエクストレイルにフルハイブリッドシステムを搭載していることから、新型セレナにもそのフルハイブリッドシステムを搭載することが一見望ましいですが、なぜモデルチェンジのタイミングで搭載しなかったのか。
それは、
- 新型セレナは、自動運転機能の「プロパイロット」が大きな目玉となるのでハイブリッドの訴求は大して必要なかった
- 先代セレナがモデル末期でもかなり売れていたので、簡易ハイブリッドのままでも問題ない状態だった
→自販連による発表では、2016年の1月から6月までの新車乗用車販売台数でセレナは35,216台。これは、ミニバンではシエンタ、ヴォクシーに次ぐ3位の販売台数で、ノアよりも高い販売台数だった。
といった理由が考えられます。
システムは簡易ながらもセレナにはハイブリッドモデルが存在するわけですし、その簡易ハイブリッドでも売れるということが先代セレナの末期モデルの人気から証明されているのです。
モデル末期でも売れているセレナがモデルチェンジをして、新しく単一車線自動運転技術が搭載されることをアピールすれば売れないはずがありません。
実際、新型セレナの10月の販売台数は、自販連によると普通乗用車では、プリウス、アクアに次ぐ3位の販売台数となる程の売れ行きです。
しかしながら、さらなる販売拡大のため、ついに日産の新世代ハイブリッドシステム「e-POWER」を早くも2018年に新型セレナに搭載することとなりました。
セレナe-POWER ハイウェイスターのエクステリア(外観)デザイン
セレナe-POWER ハイウェイスターのエクステリア(外観)画像がこちらとなります。


ノーマルモデルの新型セレナと異なるのは、グリルにブルー(青色)のアクセントが施されていること。
これはノートe-POWERのデザインと同じ試みであり、このブルー加飾はe-POWERモデルの象徴とも言えます。
他には、専用LEDテールランプと、空力特性に優れたデザインとなる専用アルミホイールといったエクステリアパーツが採用されており、先進性あふれる外観デザインとなっています。
セレナe-POWER ハイウェイスターのボディサイズ
セレナe-POWER ハイウェイスターのボディサイズは、
・全長4770mm
・全幅1740mm
・全高1865mm
となっています。
セレナe-POWER ハイウェイスターのインテリア画像
そしてセレナe-POWER ハイウェイスターのインテリア(内装)画像がこちらです。

エクステリア同様に、インテリアにもブルーアクセントが施されている所がポイントに。
また、2列目シートに関しては、キャプテンシートが採用されており、快適性と余裕ある移動空間の両立が目指されています。
セレナe-POWERの燃費性能
セレナe-POWERの燃費性能は、JC08モード燃費 26.2km/Lとなります。
セレナe-POWERの先進装備
セレナe-POWERの先進装備では、通常のセレナよりも
踏み間違い衝突防止アシストが歩行者も対象になった
インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知付き)の映像がディーラーオプションのナビ画面にひょうじできる
ハイビームアシストを全車標準装備
といった内容となっています。
e-POWER搭載で、新型セレナはミニバンでのトップの地位を安定的に確保か

新型セレナにe-POWER搭載モデルが2017年に発売する見通しであることを、日刊工業新聞が報じました。
日産自動車は2017年にミニバン「セレナ=写真」に新駆動方式「eパワー」を搭載したグレードを追加する。現行セレナは簡易型のハイブリッドシステムを搭載したグレードがあるが、eパワーを加えることで、より環境性能を高めた品ぞろえとする。セレナは自動運転技術「プロパイロット」が好評で販売が好調。最新の環境技術を追加して、競争が激しい日本のミニバン市場で拡販を図る。
簡易ハイブリッドシステム(マイクロハイブリッド)を搭載したグレードの燃費(JC08モード)はガソリン1リットル当たり最高17・2キロメートル。eパワー搭載車はこれを大幅に上回る見込み。
【出典:日刊工業新聞電子版】
このe-POWERに関しては、2016年11月にマイナーチェンジした新型ノートに初めて搭載されました。
この新型ノートは、発売をしてから3週間の受注全体の中で何と8割がe-POWER搭載車を占めるという状況になっています。
<ノートe-POWER>

それ程、多くのユーザーがe-POWERに関心をもつわけですから、そのe-POWERが新型セレナにも搭載されると、より注目を集めて、販売拡大につながるのは必須です。
では、このe-POWERは、プリウス等に搭載されているハイブリッドと違って何が魅力的なのか。
その点について見ていきましょう。
e-POWERの魅力について
e-POWERについては、巷では「シリーズハイブリッド」とか「レンジエクステンダーEV」と呼ばれていますが、実は、日産はe-POWERのことをハイブリッドとは呼んでいません。
電気自動車のまったく新しいカタチ
そのようにアピールしています。
これは、e-POWERの仕組みを知れば、納得できるのですが、e-POWERでは、電気自動車と同じくモーターのみでの走行になります。
電気自動車と異なるのは、電気自動車の場合は充電プラグをつないで充電する必要がありますが、e-POWERの場合は、充電の代わりにガソリンを使って発電するという点です。
つまりガソリンエンジンは発電専用の役割となるわけです。
車を走行させればガソリンエンジンが発電し、その発電で起こした電気によってモーターが動いてタイヤを駆動させるという仕組みになります。
【出典:日産ノート公式サイト】
ガソリンさえ車に入って入れば、EV走行が常にできる状態です。
これまで通り、ガソリンの補給は必要ではあるものの、充電する場所がないと乗れないというEVの弱点がカバーできる所がポイントです。
また、このe-POWERは、一見、一定速度以下ではシリーズハイブリッド方式が採用されているアコードハイブリッドとそっくりに見えますが、アコードハイブリッドとの大きな違いは、e-POWERの場合は高速領域であってもモーターだけで駆動し、エンジンは発電以外の役割に用いられることはないという所です。
だからこそ、日産は「電気自動車のまったく新しいカタチ」としてあくまでe-POWER搭載車を電気自動車扱いしているのです。
[su_box title=”セレナ搭載のe-POWERの性能は?” box_color=”#2857de”]ちなみに、新型ノートのe-POWERには、1.2リッター直列3気筒エンジンに駆動用モーターとしてリーフ同様のEM57型モーター(最高出力80kW(109PS)/ 3008-10000rpm、最大トルク254Nm(25.9kgm)/0-3008rpm)を採用していますが、新型セレナe-POWERに関しても同様のものが採用される可能性が高いです。[/su_box]
燃費性能に関しては、新型ノートの最も燃費重視されたでグレードでJC08モードにて37.2km/Lでしたが、新型セレナはどこまで燃費性能を伸ばすことができるのかに注目が集まります。
少なくともノア・ヴォクシーの23.8km/Lを上回ってくるのは確実ではないでしょうか。
新型セレナのライバルのミニバンは打つ手なしか!?
モデル末期にもかかわらず人気だった先代セレナを正統に進化させ、単一車線自動運転機能「プロパイロット」と新しい電気自動車のカタチと謳う「e-POWER」を採用するとあっては、新型セレナは、もはや敵なしといっても良い状態といっても過言ではないでしょうか。
ただ、トヨタやホンダにとっては、この状態を何とか巻き返したい所。
ステップワゴンスパーダにハイブリッド投入
ホンダは、モデルチェンジ後あまり売り上げ数が好ましくないステップワゴンスパーダにハイブリッドモデルを2017年9月に投入します。
アコードやオデッセイに採用されているハイブリッドシステムのi-MMDが搭載されるのは魅力ではあります。
ただ、ハイブリッドを追加しただけでは、新型セレナを越える魅力があるとは言い難い所。
現在ステップワゴンとセレナの売り上げが拮抗している状態ならば、ステップワゴンハイブリッドの登場はセレナに打ち勝つ可能性は十分あるでしょう。
しかしながら、2016年10月の販売台数では、セレナはステップワゴンよりも8000台以上も多い販売台数となっている状況です。
こうなれば、目には目を歯には歯をということで、自動運転には自動運転をという事で、プロパイロット対抗の装備をアピールするしかないのでは?
実は、ステップワゴンに搭載されているホンダセンシングのアダプティブクルーズコントロールとレーンキープアシストを全車速対応化させるだけで、プロパイロットと同じような状態にできます。
後は、ホンダのやる気次第かと。
トヨタ ノア・ヴォクシー
次に、トヨタのノアとヴォクシー。
ノア・ヴォクシーは、2014年のモデルチェンジ時にハイブリッドモデルが投入されており、また、2016年1月にはトヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」が搭載されました。
2016年10月の販売台数では、個々ではセレナに負けているものの、両車合計すると13000台を超えて、セレナの12,408台を上回っている状況です。
また、ノア・ヴォクシーは、2017年7月にビッグマイナーチェンジを実施しました。
圧倒的なブランド力があり、現状の好調な売れ行きを考えると、無理にコストをかけてでもセレナに対抗する必要はないでしょう。
ただ、セレナがe-POWERを搭載する前に、マイナーチェンジという形でリフレッシュを図り、少しでもセレナe-POWERに顧客が流れないように対策をしたいといった所ではないでしょうか。
個人的に、今後、ノア・ヴォクシーが新型セレナ以上の魅力を備えるには、
- 「Toyota Safety Sense C」を「Toyota Safety Sense P」に変更し、さらに全車速対応のレーンキープアシスト機能を追加して、プロパイロットに対抗する
- 新型プリウスPHVと同様のプラグインハイブリッドシステムを搭載するが、価格の上昇はおさえる
この2つがあれば、セレナを上回る魅力が得られるかと思います。
もはやここまでくると妄想レベルになってしまいますが、それくらいしないと新型セレナの魅力を上回るのは厳しいと言えるところまで来ていると言っていいのではないでしょうか。
元々セレナはミニバントップの存在だった
いろいろと書きましたが、元々セレナは、ミニバンではトップの販売台数を誇る存在でした。
ノア・ヴォクシー、ステップワゴン、セレナ全てが先代モデルだった2012年と2013年の自販連が公開している販売台数のデーターを見ると、年間を通して、
<2012年>
- セレナ 96,020台
- ノア・ヴォクシー合計で87,303台
- ステップワゴン 63,707台
<2013年>
- セレナ 96,407台
- ノア・ヴォクシー合計で74,224台
- ステップワゴン 62,206台
となっており、ステップワゴンはおろか、ノア・ヴォクシー合計してもセレナの方が上回っている状況でした。
これらを踏まえてみると、セレナがいかに人気のミニバンなのかが分かります。
2017年にe-POWERモデルを発売することで、新型セレナはこのまま勢いを増していくのか、それとも、トヨタとホンダが巻き返し策を練って対抗してくるのか要注目です。
新型セレナe-POWERの最新情報が入れば、追ってお伝えします。

おまけ
あなたが今乗っている車がいくらで売れるかご存じですか?
何も知らずに車下取りに出してしまうと、安く買い取られて大きく損する恐れがあります。
本来200万円で売れる価値があったのに、100万円で下取りされてしまうと100万円の損となってしまいますよね。
そうならないためにも、事前に愛車の現在の売却価値を知っておく必要があります。
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