マツダのフラグシップの次期Mazda6セダンと次期Mazda6ワゴンのフルモデルチェンジに関する最新情報を本記事ではご紹介します。
Mazda6のフルモデルチェンジに関しては、FR化や新型エンジン&プラットフォーム搭載等注目の変更点が盛りだくさん。
また、開発が遅れる次期型へ移行するつなぎとして、現行型を大幅なマイナーチェンジをする可能性も浮上!
Mazda6のフルモデルチェンジに関する最新情報と予想内容を徹底的にお伝えするので、最後までお読みいただければ幸いです。
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Mazda6 ビッグマイナーチェンジの可能性があった
Mazda6は、次期モデルへ移行する前にもう一度大型改良される可能性があり得る状況でした。
これは、ITmediaビジネスONLINEのマツダ藤原副社長へのインタビュー記事にて明らかになりました。
【記事リンク先】
itmedia.co.jp/business/articles/1912/03/news040.html
シャシーの環状構造まで改良する大幅変更へ
先程の記事で藤原副社長は現行型Mazda6の環状構造まで手を入れる大型改良をするとしています。
新世代ラージプラットフォームの開発が延期された為、次期Mazda6のデビューが遅れることになり、このまま現行型で今後数年戦うのは難しいというのが理由の模様。
そこで、さらなるビッグマイナーチェンジで第7世代商品のMazda3,CX-30に匹敵する内容として次期型までつなぐことになりそうです。
CTSやマツダコネクト2搭載と予想
次のビッグマイナーチェンジで第7世代商品に匹敵する魅力をつけるということは、CTSやマツダコネクト2といった新技術の装備も現行Mazda6に採用される可能性は高いと当サイトでは予想。
大幅改良はお蔵入りか
こちらのインタビュー記事では、第7世代の技術を年次改良で現行世代に入れる号令をすでにしていると話されています。
【記事URL】
この記事の掲載時期が2019年11月ということや、環状構造まで手を入れる大規模な改良ということをふまえると、改良型Mazda6の発売時期は2023年前後の可能性が考えられました。
しかしながら、2024年4月にMazda6の生産が終了してしまいました。
このことから、大幅改良はお蔵入りになったと思われます。
続いて次期Mazda6の情報を見ていきましょう。
次期Mazda6のフルモデルチェンジ最新情報
次期Mazda6の外観内装デザインのヒント「VISION COUPE」
東京モーターショー2017にて公開されたコンセプトカー「VISION COUPE」が次期Mazda6のデザインのモデルになる可能性が高いと当サイトでは推測しています。
デザインとしては、FRテイストを感じさせるデザインで、美しいクーペフォルムのスタイルが特徴であり次期Mazda6はこれに近いスタイルになると予想。
「VISION COUPE」は、マツダの次世代デザインが目指す、「エレガントで上質なスタイル」を描いたデザインビジョンモデルとして発表されました。
VISION COUPEの外観(エクステリア)デザイン
【VISION COUPEの画像】
VISION COUPEの内装(インテリア)デザイン
左右方向へに対して連続館とワイド感のある表現がされ、シンプルながらもエレガントなインテリアになると予想。
動画
次期Mazda6 フルモデルチェンジでプラットフォームはFR化
マツダ次期Mazda6のプラットフォームには、次世代車両構造技術「SKYACTIV-Vehicle Architecture(スカイアクティブ・ビークル・アーキテクチャー)のラージプラットフォームが活用されることに。
ちなみに、2019年5月9日に開催されたマツダ2019年3月期決算説明会では、新世代商品群のLargeアーキテクチャーに縦置きアーキテクチャー化すると発表されました。
つまり次期Mazda6は、フルモデルチェンジを機にFR化(後輪駆動)されることになります。
次期Mazda6 直6エンジンのSKYACTIV-XやPHV化の可能性も
マツダの新世代となるラージアーキテクチャーの車種には、
- 直列6気筒 SKYACTIV-X
- 直列6気筒 SKYACTIV-D GEN 2
- 48V MILD HYBRID / PLUG-IN HYBRID
が活用されるとマツダ2019年3月期決算説明会で発表されています。
つまり次期Mazda6には、それらのパワートレインのいずれかが活用されるということです。
ポイントはエンジンは直6となること。
SKYACTIV-Xはもちろん、ディーゼルエンジンの第2世代SKYACTIV-Dは大きな注目所。
次世代ガソリンエンジンと呼ばれる「SKYACTIV-X」は、ガソリンと空気の混合気をピストンの圧縮によって自己着火させる燃焼技術CI(圧縮着火]を世界で初めて実現させた所がポイントとなります。
マツダは独自燃焼方式として「SPCCI(火花点火制御圧縮着火)」を採用。
SKYACTIV-Xのポイント「SKYACTIV-X」は、ガソリン燃料をディーゼルエンジンのように圧縮着火させるエンジンであり、一言でいえばガソリンエンジンとディーゼルエンジンのそれぞれの利点を合わせた理想的なエンジンということになります。
圧縮着火(CI)によるこれまでにないエンジンレスポンスの良さが特徴。
また、燃費性能に関しては、現行の『SKYACTIV-G』比で20%改善し、ガソリンエンジンとしては世界一の燃費率を誇ることに。
次期Mazda6 フルモデルチェンジ後の先進安全装備
次期Mazda6には、i-ACTIVSENSEをさらに進化させた先進装備搭載が考えられます。
その一つとして予想できるのは、日産プロパイロット2.0やスバル アイサイトXなどで活用されている同一車線自動運転技術+ハンズフリー技術。
ちなみに人間中心の自動運転コンセプト「マツダ・コ・パイロット・コンセプト」に基づいた自動運転技術の実証実験が2020年に開始することをマツダは発表しています。
2025年までに標準装備化を目指すとされていることから、CTSよりもさらに進んだ、その技術の一部を先駆けて搭載という可能性が考えらえます。
次期Mazda6のフルモデルチェンジ、発売時期は2025年以降?
マツダのFRラージモデルの第1弾が日本で2022年発売のCX-60であることから、次期Mazda6のデビューは早くても2023年以降になると推測できます。
また、2019年11月に発表された中期経営計画では、FRプラットフォーム開発延期の影響で2025年3月期になってもラージモデルの現行世代が残る予定であることが発表されています。
2020年3月期 第2四半期 決算説明会資料より
さらに冒頭でお伝えしたように、現行型のビッグマイナーチェンジが2023年頃に実施されたならば、次期型はそこから数年先になる可能性が高いです。
これらをふまえれば、次期Mazda6の発売時期は2025年以降まで伸びる可能性もあるのではと推測できます。
追記 Mazda6の生産終了で後継車種はEZ-6か
次期モデル登場が期待されたものの、Mazda6は2024年に生産終了となり、モデルチェンジも発表されていない状況です。
ただ、2024年4月に開催された北京モーターショー2024にて新型のセダンであるMazda EZ-6が発表されました。
EZ-6は、大型セダンであり、電気自動車(BEV)とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)の2モデル用意されており、Mazda6の後継的存在になる可能性が期待されます。
EZ-6の日本発売は発表されていませんが、今後、最新情報が入れば追ってお伝えします。
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