マツダのコンパクトカー Mazda2(デミオ)のマイナーチェンジ(年次改良)情報を本記事ではご紹介します。
それでは、新型Mazda2(デミオ)の最新情報をお伝えします。
2023年 Mazda2 マイナーチェンジ最新情報
Mazda2は2023年1月に大幅商品改良を発表しました。
改良内容は、
- デザインの変更
- 新しいボディカラーの採用
- 機種体系の見直し
が主な内容となっています。
また、2024年9月21日にも商品改良が発表されました。
2019年9月 デミオ(Mazda2)がマイナーチェンジ!変更点がこちら
新型デミオ(Mazda2) マイナーチェンジで外観デザインをMazda6風に
2019年のマイナーチェンジではデザインが大きく変更されました。
フロントデザインは、よりエレガントになり、グリルがワイド化されてMazda6(アテンザ)に似たデザインへと改良が行われました。
新世代商品採用の車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の考え方を取り入れた
新型Mazda2(デミオ)には、新世代商品採用の車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の考え方が取り入れられています。
その為に新たなサスペンションシステム等が採用。
また、「G-ベクタリング コントロール プラス(GVCプラス)」も搭載。
2019年モデルは先進安全機能を充実化
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)が全車速追従に対応し、さらにレーンキープアシストシステム(LAS)も搭載。
新型Mazda2(デミオ) その他改良内容
その他変更点
- マツダコネクトをApple Carplay&Android Autoに対応
- 自動防眩ルームミラーの設定
- 運転席6Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)の採用
- ガソリンエンジンにi-ELOOPを展開
- ヘッドライトのLEDユニットの20分割化により夜間視認性を向上させた「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を設定
今後、Mazda2(デミオ)のマイナーチェンジに関する最新情報が入り次第、追ってお伝えします。
ここからは、2018年以前の年次改良をしたデミオの情報を掲載します。
2018年8月 デミオが年次改良!1.5Lガソリンエンジン(SKYACTIV-G 1.5)採用
2018年に実施されたデミオのマイナーチェンジの変更点がこちらです。
新型デミオ ガソリンエンジンが1.3Lから1.5Lへ変更!
マイナーチェンジ後の新型デミオのガソリンモデルには、従来の1.3Lエンジン「SKYACTIV-G1.3」に代わって1.5Lエンジン「SKYACTIV-G1.5」が採用されます。
排気量拡大によって「ゆとりのあるスムーズな走り」の実現が目指されています。
アクセルの踏み込み、シフトダウンの頻度が効率の良い領域を有効に使用するため減少し、実用領域における燃費の向上に貢献したとされています。
エンジンスペック
直4気筒DOHC直噴エンジン「SKYACTIV-G 1.5」のスペックは、
- 最高出力:81kW(110ps)/6,000rpm
- 最大トルク:141Nm(14.4kgm)/4,000rpm
- トランスミッション:6EC-AT/6MT
ディーゼルエンジンについては、これまで通りの「SKYACTIV-D1.5」が搭載されます。
新型デミオの外観(エクステリア)デザインが一部変更
ガソリンモデルのエクステリア(外観)が一部変更となります。
フロントグリル部分のガーニッシュの塗装がグレーメタリック(MC前はピアノブラックだった)へ変更されます。
ボディサイズは変わらず
ボディサイズは変更なく、
- 全長4060mm
- 全幅1695mm
- 全高1500~1550mm
となります。
新型デミオ ボディカラー一覧
- ソウルレッドクリスタルメタリック(特別塗装色)
- マシーングレープレミアムメタリック(特別塗装色)
- スノーフレイクホワイトパールマイカ(特別塗装色)
- エターナルブルーマイカ
- ソニックシルバーメタリック
- ダイナミックブルーマイカ
- ディープクリムゾンマイカ
- ディープクリスタルブルーマイカ
- チタニウムフラッシュマイカ
- ジェットブラックマイカ
- セラミックメタリック
新型デミオ インテリアカラー
- クロス・ブラック/レザー・ピュアホワイト
- グランリュクス・ブラック/レザー・ディープレッド
新型デミオにスーパーUVカットガラスとIRカットガラス採用
紫外線と赤外線をカットする装備として、フロントウインドウに「スーパーUVカットガラス・IRカットガラス」が採用されました。
デミオ 特別仕様車MistMaroon(ミスト・マルーン)をラインナップ
特別仕様車としてMIst Maroonが新たにラインナップされます。
また、Noble Crimsonは継続してラインナップされます。
ここからは、2017年以前の年次改良をしたデミオの情報を掲載します。
デミオが年次改良で先進安全装備を拡充へ(2017年)
デミオの2017年の年次改良の内容に関しては、主に先進安全装備の拡充となる見通し。
まずは、アドバンストSCBSの採用によって自動ブレーキがようやく歩行者検知に対応となります。
その他には、360°ビュー・モニターをオプション設定。
そして新ボディカラーとしてソウルレッドクリスタルメタリックの採用となる見込みです。
また東京モーターショー2017で公開となる特別仕様車「Noble Crimson(ノーブル・クリムゾン)」もラインナップされる見通し。
<特別仕様車「Noble Crimson(ノーブル・クリムゾン)>
また、MRCC(マツダレーダークルーズコントロール)は、新型CX-5やCX-8同様に全車速対応となるのかどうかが注目ポイントとなります。
補足となりますが、2017年のアクセラの年次改良ではMRCCの全車速対応化は行われていません。
ちなみに、現行デミオは2016年に大きく改良されており、その内容は以下の通りとなります。
デミオのマイナーチェンジの内容!2016年はここが変更された
2016年10月14日にマイナーチェンジを発表されて11月17日に発売された新型デミオ。
実は、デミオは、2016年には1月に一度年次改良を行っています。
その時の改良内容は、
・ナチュラルサウンドスムーザー
→ディーゼルエンジン特有のガラガラ音を聞こえなくする装置
・シャークフィンアンテナを標準装備
・ベースグレード意外にシートヒーターを標準装備
・電動パワーステアリング制御の改良
等であり、すでにデミオを購入しているユーザーにとっては羨ましく思えるほどの内容でした。
それなのに、一年経たずにさらなる大幅な改良が行われることになりました。
では、その今回の改良内容を詳しく見ていきましょう。
新型デミオ、2016年2回目のマイナーチェンジの内容について
今回のデミオは、なんで同じ年に2回もマイナーチェンジをするの?と不思議に思う方もいるかと思います。
その理由として考えられるのが、マツダがイヤーモデル制をとっていることが関係します。
イヤーモデル制を取ることで毎年何らかの改良が行われる形になります。
「え、でもそれって一年に一回の話でしょ?デミオは2回することになるよね?」
と思う方がおられるかもしれませんが、実は、2016年1月の改良は、2015年12月24日に発表されていました。
つまり発表が年末だったからこそ、発売が翌年1月にずれただけで、本来は2015年の年次改良という形になります。
つまり、
・2016年1月の改良は「2015年の改良モデル」
・2016年10月のマイナーチェンジモデルこそが「2016年の改良モデル」
ということになります。
結局、デミオのマイナーチェンジの内容は何なの?
今回の2016年10月に実施されるデミオのマイナーチェンジの内容ですが、一番の目玉は、
・G-ベクタリングコントロール(GVC)の搭載
ということになります。
Gベクタリングコントロールは、2016年7月にビッグマイナーチェンジしたアクセラから搭載されているSKYACTIVの新機能であり、その後8月には、年次改良されたアテンザに搭載されています。
普段、ドライバーは、無意識でハンドルを左右に微調整してまっすぐに走るようにしているものなのですが、このGベクタリングコントロールが搭載されることで、その微調整の必要がほとんどなくなり、快適に運転をすることができるようになります。
実際、Gベクタリングコントロールの恩恵はハッキリと自覚するのが難しい所ではあるのですが、微調整がなくなる分、知らないうちにドライバーの負担が軽減され、また横や後ろで乗っている人も車の揺れが少なくなる分快適に乗ることができるようになります。
それだけでなく、マツダとしては、「思った通りに走れて、運転への自信が高まる」ということもGベクタリングコントロールのメリットとしています。
ドライバーは直線でもカーブでも、車線に沿って走るためにハンドルを操作しています。
しかし、路面の凹凸やうねりなど外乱の影響によって想定した走行ラインに対してズレが生じるため、ドライバーは常にハンドルの修正操作を行っています。GVC は微小なハンドル操作の応答性も向上させるため、この修正操作の量や頻度を格段に減らしてくれます。
そのためドライバーは思った通りのラインに沿って走ることができ、クルマとの一体感が増して運転への自信が高まります。【マツダ公式サイトより】
このGベクタリングコントロールがで新型デミオに採用されることで、より快適なコンパクトカーとして乗ることが可能になります。
その他 2016年秋のデミオのマイナーチェンジの内容に関して
マツダは、「車格に関係なく、良い技術は搭載させていく」という、新しい技術ができれば、順次マツダ主要の車にその技術を展開していくスタンスを取っています。
だからこそ、イヤーモデル制を採用しており、現にGベクタリングコントロールという技術が登場した2016年には、フラグシップのアテンザから、エントリーモデルのデミオまで車格関係なく改良を行ってGベクタリングコントロール搭載をさせることになっています。
という事は、2016年にすでにマイナーチェンジや年次改良されているアクセラ、アテンザに新搭載された他の多くの機能もデミオに搭載ています。
2016年から改良されて採用された内容としては、
・ナチュラルサウンドスムーザーに加えて、さらにディーゼルエンジン音の静粛性を高めるナチュラルサウンド周波数コントロールの搭載
・新型のステアリングホイール採用
・アクティブドライビングディスプレイのカラー化
・新ボディカラーの「マシーングレープレミアムメタリック」の採用
・ミリ波レーダー方式のスマートブレーキサポート(SBS)を13SツーリングやXDツーリング等にオプション設定
・i-ACTIVSENSEにマツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)を採用
・ヘッドランプオプションに「アダプティブ・LED・ヘッドライト」を設定
・LEDフォグランプ採用
・デザインの改良(フォグランプ周りにメッキパーツ装備&ディーゼルグレード限定だったレッドのメッキバーをオプション化、その他内装の一部変更)
・L packageの内装カラーにブラックも選択可能に
・特別仕様車Tailored Brown追加
といったものになります。
ただ、残念ながら、2016年には新型アクセラ・アテンザで採用されたi-ACTIVSENSEの自動ブレーキシステムの性能を大幅向上し歩行者検知対応させたアドバンストSCBSの採用はなりませんでした。
※記事前半で紹介したように2017年モデルにてアドバンストSCBSが採用
また、アクティブドライビングディスプレイもカラー化はされたもののカメラで道路標識を認識する機能追加はされていません。
これら2つの機能は同時にマイナーチェンジしたCX-3には採用されていることを考えると、コンパクトカーならではの他車種との差別化が考えられます。
【追記】
2017年4月に「i-ACTIVSENSE」をデミオの全車に標準装備して発売することを発表。
新型デミオは、マイナーチェンジでブラックレザ―内装選択可能に
新型デミオは、これまで相当コンパクトカーにしてはお洒落で質感の高い内装でしたが、今回のマイナーチェンジでブラックレザ―内装を選択できるようになりました。
マイナーチェンジ前は特別仕様車にしか設定されていなかったのですが、L packageに限ってブラックレザー内装をラインナップされることになりました。
このブラックレザー内装は、グランリュクス(スエード調人工皮革)をシートに採用するなど、ホワイトの内装とは異なった魅力があります。
また、L packageには、ホワイト・ブラック含めて、エアコン吹き出し口の外側がメッキ加飾されるなどの細かい変更も行われています。
他には、マツダコネクトがアクセラ同様のものになっていたりと細かな改良が行われています。
新型デミオに特別仕様車のTailored Brown
今回のマイナーチェンジで、コンセプトを「Effortless Chic」とした特別仕様車のTailored Brownが設定されました。
マツダのデミオ公式サイトにはこのTailored Brownに関して以下のように記載されています。
このデミオを手にすることで、お客様の毎日を鮮やかで輝きに満ちたものにしてほしい。今回の特別仕様車には、そんな願いを込めています。コンセプトは、「Effortless Chic」。肩肘を張らない余裕のある美しさを、よりシックに表現することを目指しました。
~中略~
柔らかで上品なライトブラウンと、マットなブラックが織りなす洗練された大人のインテリア。乗るたびに愛着が深まる上質なアートのような空間の中で、素敵なドライブを楽しんでいただけたらと思います。
【出典:デミオ公式サイト】
とにかくそのオシャレな内装には目を惹きます。
ライトブラウンのグランリュクス® (スエード調人工皮革)が使用されており、センター部分にはキルティングが使われる等、コンパクトカーとは思えない贅沢で高級感のあふれる内容となっています。
エアコン部分には通常モデルとは異なりメタリックオレンジに加飾されている所もオシャレです。
またホイールには、高輝度ダーク塗装した16インチアルミホイールが採用されています。
マイナーチェンジでデミオにMRCC採用!
今回のマイナーチェンジのポイントとしては、マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が採用されたことです。
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)は、約35km/h~100km/hの設定した速度内での定速走行や、 前に走る車との車間距離を一定に保つって追従走行が自動できる機能なのですが、最近はこのような追従機能付きクルーズコントロールが高速道路走行時に便利で、かなり運転の負担軽減につながるとあって人気になっています。
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これまで、マツダの主要車は、デミオよりも上の車格の車には、このマツダレーダークルーズコントロール(MRCC)が搭載されていました(オプション設定含む)。
それがコンパクトカーのデミオにも搭載される決断をしたマツダにはやるじゃん!と言いたいですね。
国産のコンパクトカークラスで追従型クルーズコントロールを搭載した車種はないので、マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)採用は、ライバル車と差別化できる大きなポイントと言えます。
【追記】
ホンダのフィットが2017年6月のマイナーチェンジで追従型クルーズコントロールが搭載されることに。
これに対抗してデミオには、是非とも新型CX-5に採用された全車速対応のMRCCを2017年の改良で搭載されることを期待したいすね。
今後の課題は、自動ブレーキの歩行者検知対応
先程も少し触れましたが、今回の新型デミオのマイナーチェンジでは、歩行者検知対応した自動ブレーキシステムのアドバンストSCBSの搭載が見送られました。
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)搭載は厳しくても、アドバンストSCBSの搭載はあると思われただけにこれは意外でした。
MRCCは運転の疲労軽減のためにかなり役立ちますが、事故軽減に貢献する歩行者検知対応の自動ブレーキはMRCC以上に重要な機能だと思うのは私だけでしょうか。
アドバンストSCBSをコンパクトカーに搭載するには技術的な問題があったのかもしれませんが、CX-3には搭載されているわけですし、2017年の改良時には是非ともデミオにもアドバンストSCBSの搭載を期待したいですね。
いずれはビッグマイナーチェンジで跳(HAZUMI)のデザインに近づいてほしい・・・
そして最後に、これは私の願望でもありますが、いずれビッグマイナーチェンジを実施した時に、デザインをコンセプトカーだった「跳(HAZUMI)」に近づけてほしいなということです。
<「跳(HAZUMI)」の画像>
現在のデミオのデザインもオシャレですが、このコンセプトカーの「跳(HAZUMI)」は高級感があって見ていてうっとりする程です。
ただ、実は今回のマイナーチェンジでこのデザインに近づいた部分があります。
それは、フォグランプ周りにメッキ加飾がされたことです。
マイナーチェンジ前にはこのメッキ加飾はされていませんでした。
<マイナーチェンジ前のデミオ>
<マイナーチェンジ後のデミオ>
やはりこれは「跳(HAZUMI)」のデザインを意識してのことではないでしょうか。
この流れを考えると、今後、改良を重ねるごとにより「跳(HAZUMI)」に近づく可能性はあると言えそうですよね。
他にもアテンザが2014年のビッグマイナーチェンジでコンセプトカーだった「雄(TAKERI)」のデザインに近づいたことを考えると、可能性は十分ありそうだなと期待しています。
2017年には歩行者検知対応の自動ブレーキが採用されてさらなる進化を遂げるデミオですが、今後のモデルチェンジでは、HCCIエンジンの「SKYACTIV-X」搭載なども期待したい所。
Mazda2の改良に関する最新情報が入れば、またお話します。
おまけ
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