レクサスのEセグセダンの新型レクサスESのモデルチェンジや改良に関する最新情報をご紹介します。
現行型レクサスES300hは2018年に日本発売。ESは、ウインダム以来の日本導入とあって注目が集まりました。
今回は最新の改良情報を中心にお伝えします。
レクサスES 2022年の一部改良情報!変更点一覧
レクサスESの2022年の一部改良(年次改良)の変更点は、次の通り。
ナビシステムの変更
ナビシステムを新型NXと同様のシステムへの変更。
USB端子の変更
2つあったUSB端子タイプAの一つをUSB端子タイプCへ変更。
特別仕様車“Graceful Escort”の設定
外装にはシルバ塗装のグリル、内装にクリムゾンレッド等を採用した特別仕様車“Graceful Escort”を設定。
その他変更点
- 内装カラーのリッチクリームをフロマージュへ変更
- カップホルダーの変更
- リモートタッチの廃止
- HYBRIDエンブレムの廃止
etc…
レクサスES 2024年以降のモデルチェンジで予想する変更点
DIRECT4採用
レクサスESの今後のモデルチェンジで考えられるのはDIRECT4の搭載です。
Direct4は、電動車向け4輪制御技術として2020年12月に発表されており、そのDirect4の紹介動画ではレクサスESをベースとした車両が使われていました。
Direct4は、レクサスRZと新型レクサスRXに採用されていますが、いずれレクサスESにも採用されると予想。
今後、レクサスESのマイナーチェンジや一部改良の最新情報が新たにに入れば追ってお伝えします。
レクサスES これまでのマイナーチェンジ情報
レクサスES マイナーチェンジの時期は2021年
マイナーチェンジしたレクサスESが日本では2021年秋頃に発売されることが発表されています。
レクサスES マイナーチェンジでどこが変わった?変更点をピックアップ
2021年のマイナーチェンジで変更されたのは以下の通りです。
- フロントグリルにメッシュパターンを採用
- ヘッドライトの意匠を変更(単眼ランプは新小型ユニットへ、3眼ランプはブレードスキャン式アダプティブハイビームシステム(AHS)採用
- 新ボディカラーとしてソニックイリジウムとソニッククロムを新採用
- 新デザインのホイール採用
- 新規開発の内装色モーヴを内装へ採用
- タッチディスプレイ化したマルチメディアシステムの採用
- デジタルアウターミラーとインナーミラーのカメラをアップデート
- 静粛性と乗り心地向上
- レクサスセーフティシステム+2.5を採用
- リアサスペンションメンバーブレースの剛性を向上
- 高速のレーンチェンジ等で操縦安定性を向上
- F SPORTモデルに新型アクチュエータを用いた最新鋭のAVS(アダプティブ バリアブル サスペンションシステム)を採用
外観内装デザインともに改良前とは大きく印象は変わっていません。
新型レクサスESにAdvanced Driveやアドバンストパーク等のLexus Teammateの設定は?
マイナーチェンジする新型レクサスESには、運転支援機能の”Advanced Drive”や”アドバンストパーク”といったLexus Teammate設定は見送られています。
レクサスESについて
日本では発売されておらず、海外専売モデルとなっていたレクサスES。
2012年から6代目モデルが発売されています。
実は、このレクサスESは、1989年のレクサスブランド立ち上げ当初にレクサスLS(セルシオ)と共にラインナップされていた歴史ある車種であり、海外ではレクサスRXと共に人気の高いモデルでもあります。
そんなレクサスESは、かつて日本でも
- 初代がカムリプロミネント
- 2,3,4代目がウィンダム
として発売されていた時期がありました。
しかしながら、2006年にモデルチェンジした5代目からは、海外専売モデルのレクサスESのみに。
2005年には日本でもレクサスブランドの展開が始まったものの、アルテッツァやアリストのようにレクサスブランドへ統合されることなく、ウィンダムは姿を消すことになりました。
ウィンダムは実質2006年に発売された8代目XV40型カムリと統合される形となり、現在日本では、ウィンダムのDNAはカムリハイブリッドが受け継いでいる形になります。
しかしながら、そんなウィンダムが再び7代目へのフルモデルチェンジにて日本でレクサスESとして復活。
新型レクサスES300hの外観・外装(エクステリア)デザイン!F SPORTとの違いも
新型レクサスES外観・外装(エクステリア)デザインのポイントは次の通りです。
外観デザインのポイント(ノーマルタイプ)
- フロントグリルにおなじみのスピンドルグリル
- グリル内には、グリルメッシュの縦フィン形状のものを採用
- ボンネットが低く見えることでスタイリッシュなスタイルに
- ヘッドランプには切れ長の小型3眼LEDヘッドライトを採用
- サイドは新型レクサスLS同様のクーペルックなデザイン
- L字を3つ層状に重ねたL字型のリアコンビランプの上部分に水平メッキバーを装備して高級感を演出
- イメージとしてはカムリの高級版&レクサスLSの小型版
外観デザインのポイント(F SPORT)
- 新開発の「F SPORT専用アルミオーナメントパネル」採用(日本刀の仕上げ工程「刃取」に着想を得て日本刀の刃文をイメージさせる紋様)
- フロントグリル内はメッシュ状のデザイン
- ノーマルモデルではメッキ加飾されていたフォグランプ周りがブラック塗装に
- 19インチアルミホイール採用
- 車体の前後にパフォーマンスダンパーを配置
- リニアソレノイド式AVSによってきめ細かい減衰力の制御が可能に
ボディカラー
レクサスESのボディカラーには、
<
- サンライトグリーンマイカメタリック
- アイスエクリュマイカメタリック
が新色として加わります。
新型レクサスES300hのボディサイズ
新型レクサスESのボディサイズは次の通りです。
- 全長 4,975mm
- 全幅1,865mm
- 全高1,445mm
- ホイールベース 2,870mm
ちなみにレクサスGSのボディサイズは、
- 全長4,880mm
- 全幅1,840mm
- 全高 1,455mm
- ホイールベース2,850mm
でした。
ポイント新型ESはGSよりも、
- 全長95mm長く
- 全幅は25mm広く
- 全高は10mm低く
- ホイールベースは20mm
大きくなっている。
車両重量については、
・ノーマル:1690kg
・F SPORTグレード:1730kg
・version Lグレード:1740kg
となります。
レクサスES300hの内装(インテリアテリア)デザイン
新型レクサスESの内装(インテリア)デザインのポイントは次の通りです。
- レクサスUXと同テイストのデザイン
- ナビ画面がこれまでの埋め込み式ではなくセンター上に装備される形に
- LEXUS独自の人間を中心とした空間コンセプトに基づき、程よい包まれ感でドライビングの高揚感を高めるコクピットと、乗客がくつろげるゆとりある空間を融合させたインテリアを再現
- ビスコテックスTM技術(センターコンソール・ドアアームレストの表皮には立体的なパターンで加工を施す)を採用
- 前席のシートバックは、センターコンソール・アームレストとの連続感を持たせた上下2分割構成の意匠。そしてステアリング操作がしやすいショルダー形状採用
- ドライビングポジションは走りこみやデータ解析に基づく徹底的に細部にこだわったレイアウト(ペダル配置、ステアリングの傾角や調整幅、シートのホールド性等)
- 快適な乗り心地に貢献するために、シートに電動リクライニング機能を付与
- 空間の広がりを表現するために水平基調のインストルメントパネルからドアトリムまで連続する構成になっている
- インフォテインメントシステムも充実すると見られる
- F SPORTの内装は、ステアリング、メーター、シーター等がFスポーツ仕様に
レクサスES300hは、ミラーレスモデル「デジタルアウターミラー」をオプション設定へ
レクサスESには、ミラーレスモデルがオプションにて設定されることになります。
「デジタルアウターミラー」と名付けられたミラーレスオプションは、version Lグレードにメーカーオプションとして設定。
世界初のデジタルアウターミラーを量産車に世界初採用
レクサスESには、ミラーレスモデルと言える「デジタルアウターミラー」がオプションで量産車として世界初採用されることになりました。
オプション価格として216,000円になる見通しです。
これは、従来のミラーを小型のカメラに置き換えた形になります。
詳しい内容はこちらの動画にて。
新型レクサスES300hの先進安全装備に第2世代Lexus Safety System +
新型レクサスESの先進安全装備には、第2世代「Lexus Safety System +」を搭載。
レクサスESの新型の先進安全装備のポイントは次の通りです。
- 自動ブレーキが夜間歩行者・自転車検知に対応
- レーダークルーズコントロールが全車速対応
- レーントレーシングアシスト搭載により、高速走行中に車線からはみ出さずに車線中央を走るようにサポート
- アイサイトツーリングアシストやプロパイロットクラスの装備が搭載されることを意味する
- 道路標識を認識してディスプレイに表示させるRSA(ロードサインアシスト)
- オートホールド機能付きの電動バーキングブレーキ搭載
- アクセルペダル踏み間違い時の衝突、接近する後方車両との接触事故による被害の軽減に寄与するパーキングサポートブレーキ採用
- パノラミックビューモニター(車両周囲の安全確認)
- 新型LSで搭載された自動車線変更機能となるレーンチェンジアシスト(LCA)は搭載されない
新型レクサスES300hのパワートレイン&トランスミッション情報
新型レクサスESの日本仕様にはハイブリッドモデルのES300hがラインナップ。
その新型レクサスES300hのパワートレインには、 ダイナミックフォースエンジン(Dynamic Force Engine)に電動モーターを組み合わせた内容に。
この ダイナミックフォースエンジンには、新型カムリハイブリッドに搭載されている「直列4気筒2.5L直噴エンジン(A25A-FXS型エンジン)」を採用。
ポイント
- TNGAテクノロジーを採用したトヨタ次世代エンジン
- 熱効率41%を達成(世界トップレベル)
- 高速燃焼技術、可変制御システムを採用
- あらゆるエネルギーロスを少なく(排気、冷却機械作動時等)させて熱効率を向上&高出力を実現
新型レクサスES300hのスペック・エンジン性能
新型レクサスESのスペックに関しては、次の通りとなります。
新型レクサスESのスペック
- 最高出力:131kW(178PS)/5700rpm.
- 最大トルク:221Nm(22.5kgfm)/3600-5200rpm
- モーター出力:120ps(約88kw)
- モータートルク:202N・m /20.6Kgf・m
- トランスミッション CVT
新型レクサスES300hのハイブリッド燃費性能
新型レクサスES300hの燃費性能に関しては、
JC08モード燃費:23.7km/L
WLTCモード燃費:20.6km/L
WLTCモード市街地モード燃費:16.6km/L
郊外モード燃費:22.7km/L
高速道路モード燃費:21.4km/L
となります。
※カムリハイブリッドは28.4~33.4km/L
搭載バッテリーについて
ちなみにレクサスESのハイブリッドシステムに搭載されるバッテリーは、ニッケル水素が採用されます。
レクサス新型ES300hのプラットフォームGA-K!静粛性の高さにも注目
フルモデルチェンジ後のレクサス新型ESのプラットフォームには、新型カムリに使用されているTNGA(Toyota New Global Architecture)プラットフォームと同等の「GA-Kプラットフォーム」が採用。
ポイント
- ボディの高剛性化・低重心化
- ジオメトリーの最適化による高い操縦安定性の確保
- マクファーソンストラット式フロントサスペンションを採用
- ダブルウィッシュボーン式リヤサスペンションを採用
- 新機構サスペンションとなる「スイングバルブショックアブソーバー」を採用
- ラック平行式電動パワーステアリング採用によって反応に優れたステアリングレスポンス
レクサスESは静粛性も高い
- 新型レクサスESは、吸音、遮音、音源対策等について徹底的な作りこみがされており、静粛性向上に力が入れられている
- ノイズリダクションホイールや遮音性の高いアコースティックガラスの採用や吸音材や遮音材の最適配置がされている
- レクサスの中でコンフォートなキャラクターだからこそ居心地のいい室内空間が目指されている
おまけ
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何も知らずに車下取りに出してしまうと、安く買い取られて大きく損する恐れがあります。
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